冷えルーフ 冬季の主な効果
前回は、冷えルーフの夏の効果を紹介させて頂きました。
冷えルーフは、夏はもちろんの事、冬でも様々な効果を発揮します。
今回は冬場の主な効果を紹介いたします。
保温効果
暖房をしているにも関わらず、屋内が温かくならないのは、
折板屋根からの放射冷却(放熱)が原因かもしれません。
シートと屋根の間の空気層は、屋内の温まった空気を逃がさないようにする断熱層としても機能します。
放射冷却を抑制することで、保温効果に繋がります。
結露緩和効果
下の写真は、結露発生個所の上に1枚だけシートを貼ったテストの結果です。
シートを設置した下は結露の発生がありませんでした。
空気層の断熱効果により、放射冷却を抑え、
折板屋根の上下の温度差を小さくすることで結露の抑制に貢献します。
省エネ・空調効率改善
温度は、高いところから低いところに移動します。
折板屋根が冷えていると、室内を暖めても折板屋根よりどんどん放熱されてしまいます。
冷えルーフが放射冷却を抑制し、折板屋根が冷えるのを抑制するので放熱を少なくし
省エネにつながります。
夏は暑さ対策。冬は保温効果。と一年を通しランニングコストゼロで、効果を発揮します。
作業環境の改善や熱中症対策、省エネをお考えの方はぜひお問合せ下さい。