最近、電気料金の値上げに困っているお客様が多く、
何か対策が出来ないか?と言った相談が増えています。
また、CO2削減の観点からお問合せをいただく事も増えてきています。
今回は、意外と盲点である空調用室外機の省エネ対策をご紹介させていただきます。
≪ホワイトウィング・ホワイトラップ≫
室外機の本体や外壁・床面等の周辺へ、遮熱・断熱塗装を塗布し太陽から日差しを効果的に反射し
室外機本体や周辺環境の温度上昇を抑制します。
また、熱交換の心臓部であるアルミフィン部へ遮熱塗装を塗布したウィングを取り付けることで
日影を作り、熱交換効率がUPします。
〇夏季の効果 最大40%削減
夏の日差しは強烈です。遮熱・断熱塗装により効果的に日射を反射し、
室外機本体の温度上昇、アスファルトやコンクリート、外壁などの周辺環境の
温度上昇をよく抑えるので、室外機が吸い込む空気や熱交換するアルミフィンが高温にならず
熱交換効率がUPします。
最大で40%削減したお客様もいらっしゃいます。
多くのお客様では、10~30%程度削減しています。
〇冬季の効果 最大20%削減
冬の晴れた日の朝は、放射冷却により気温が低くなり、霜が降りることもあります。
朝出社し、暖房をつけてもなかなか暖かい風は出てきません。
これは、室外機に付着した霜を溶かしてからでないと、熱交換が出来ないからです。
霜を溶かす時に、通常運転以上の電気を消費し霜を溶かしています。
上の写真は、室外機には付いている銘板です。
暖房運転の消費電力は、標準時と低温時の2通りあります。
低温時運転の消費電力は約20%多くなっているのが分かります。
遮熱・断熱塗装により外気の冷たい空気の影響を受けにくくなり
ウィングがあることで霜の付着を抑制することで省エネにつながります。
電気代の高騰やCO2削減にお困りの際は、ぜひご検討ください。