染殿より プラスチック染色のご案内

染殿とは

染殿は矢野テクニカルセンター内にあり、

調色レシピの作成、そのための染色小試験や試作反染め、各種堅牢度試験など、

繊維の染色加工に関わる試験全般行っております。

プラスチック染色について

ボタンやファスナーなど繊維と一緒に使用されることが多いプラスチック。

元は繊維素材と似たような素材、ということに着目しプラスチックを染めてみました。

被染物は市販品の無色(一部白着色)のもので、 それぞれナイロン66、ポリエチレン、ポリカーボネートです。

ナイロン66(PA)の染色

作業の都合上、サイズの大きいものや量の多いものは染色できないというデメリットはありますが、

サイズの小さいもの、極少量、多色OKですので、イメージサンプル作成や少量で足りてしまう案件などにはちょうど良いかと思います。

実際、原着まではいかない量のハウジング染色やチューブ染色の加工オーダーをいただいており、

少量、かつ多色展開ができてご好評いただいております。

ご不明な点等ございましたら、どうぞお気軽にご連絡頂けますと幸いです。

染色前

染色後