矢野の歴史

近江商人である初代矢野久左衛門が群馬県桐生市で享保2年(1717年)に創業しました。

菅笠に合羽を羽織り天秤棒1本で始めた商いでしたが、時代の変化に合わせて商いのカタチを変えてきました。時代は変化しましたが、今も変わらず近江商人の【三方よし】の理念は引き継がれ、未来に向かって歩み続けています。

1717享保2年
 

初代矢野久左衛門、上野国桐生(現群馬県桐生市)に来住

初代矢野久左衛門上野国桐生新町二丁目(現群馬県桐生市本町二丁目)に来住、雑貨の集積地

1749二代久左衛門は、清酒醸造と質商を開業(商号を近江屋喜兵衛

1784四代久左衛門は、味噌・醤油の醸造を手がける。

1791蓄えた資本で質商

1823伊勢崎支店開設

1863七代久左衛門の時代(慶応4~明治元)

 

初代矢野久左衛門
1873明治5年
 

八代久左衛門、荒物・薬種・染料部門を増設し、近江屋矢野支店と称する

1890銅版画作成
※味噌蔵完成、洋酒蔵完成、穀蔵完成。上記銅版画に基づくと1890以前に建築。

 

1898塩蔵を建築

近江屋 矢野支店
近江屋辻子
1902明治35年
 

九代久左衛門は、呉服・太物部門を増設

蔵建築(現 矢野新館敷地内)
商品保管庫、防空壕、矢野園倉庫等を経て現在の米蔵へ至る。

1914醤油蔵・仕込蔵完成

1916旧矢野本店建築

1920煉瓦蔵完成

 

旧矢野本店
1927昭和2年
 

十代久左衛門は、桐生で最初の百貨店である矢野呉服店開業

1928銘茶部門新設

1932本社完成

  

えびす講陳列
1951昭和26年
 

資本金300万円株式会社矢野商店設立(現 矢野)

1963株式会社矢野本店設立

1964本社ビル完成

1976雑貨部配送センター(菱町)完成

1982社名変更(株式会社矢野商店から株式会社矢野)

1987佐波郡東村に伊勢崎事業所開設

1989平成元年
 

株式会社矢野本店 新社屋へ移転(桐生市広沢町)

資本金9,000万円

1992有鄰館(矢野蔵群)を運営委員会発足,管理運営

1994有鄰館(矢野本店蔵群)桐生市に寄贈(市指定重要文化財)

1999雑貨部 名古屋伊藤伊㈱と矢野伊藤伊㈱設立
新田物流センター設立及び自動倉庫システム稼動

2000矢野伊藤伊㈱ 伊藤伊㈱と合併
部門統合化
物流センター建設 → 株式会社矢野テック設立
試験室 染殿開設

 

2001矢野テック自社システム導入
笠懸倉庫開設

2002笠懸倉庫へ物流統合
矢野園・米蔵を本町の本店店舗に移転
・店舗内に中国喫茶開始

有鄰館
矢野園
2003平成15年
 

矢野本社、笠懸町(現みどり市)に移転し営業開始

物流事務所統合

2005新商品 シュルーク・ウイル 開発・販売

2007ISO14001認証取得

2011環境事業部を事業部門として設立

2012IFEX フラワーEXPOに出展

2015フジ包装株式会社を子会社化

2017平成29年
 

矢野創業300年 記念誌発行/展示会 実施

ISO14001/2015 認証取得

2018平成29年度 群馬県優良企業表彰
商業・サービス部門にて優秀賞を受賞

2019お食事処 近江屋喜兵衛をオープン

2020銘茶部門 矢野園(含、近江屋喜兵衛)を分社化し、株式会社矢野園としてスタート

2022矢野テクニカルセンター開設

2023中小企業庁・事業継続力強化計画の認定

2024SDGs達成宣言

近江屋喜兵衛